芦屋市・H様邸 外壁工事③
芦屋市・H様邸 外壁工事3日目。
壁の板をめくる作業に入ります。
今回、何故板が剥がれ落ちてしまったか。
原因を探していきます。
板をめくっていく中で原因として考えられたのが
「木の性質」です。
最初に施工された時には板自体も同じサイズの物を
選び、施工されたと思うのですが、天候などにより
板も自然に痩せていったり、反りが出たりと姿を変えて
いくことがあります。
木がその様な状態になることによって板を留める時に使用していた
「釘」が役目を果たせず、今回の結果になったと思われます。
今回は今の状態を踏まえ、板を留めるる際に「釘」ではなく
「ビス」を使用することにしました。
「ビス」は上下の動きに強く抵抗する性質があります。
例えば、地震などの横揺れへの抵抗は小さいですが、留めつけていたものが
持ち上がってしまうという場合、「ビス」の抵抗が大きくなります。
この日は約300枚の板を全てめくり、明日から板の塗装作業に
入りたいと思います。
1枚ずつ板を剥がしていきます
既存の板を留めるのに使用されていた釘です